ボタン科シャクヤクの根。
成分:ペオニフロリンなど 薬理:抗炎症、鎮痛など 性味:苦酸、涼 帰経:肝、脾
血を養い肝を和らげる。緊張を緩める。 痛みや月経不順などに用います。
配合処方:芍薬甘草湯、当帰芍薬散など
【参考文献】
神戸中医学研究会編(2011)『中医臨床のための中薬学』東洋学術出版社.
三浦於菟(2011)『実践漢薬学』東洋学術出版社.
根本幸夫監修(2016)『漢方294処方生薬解説-その基礎から運用まで』じほう.