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【症例-001】皮膚の赤み、かゆみ(40代、女性)

■問診

数週間前から皮膚の乾燥が気になり、かゆみもある。

夜になると皮膚がとてもかゆくなり、寝ているうちにかきむしってしまう。

徐々に皮膚が赤くなっていき、かゆみも増してきた。

ステロイドを使用せずに、皮膚のかゆみと赤みを改善したい。

 

■治療方針

皮膚のかゆみを抑えられれば赤みも徐々に改善すると考えられる。

患部には皮膚の乾燥も見られるため、乾燥を防ぐために生薬が配合された軟膏も併用してもらう。

①皮膚のかゆみを取り除く漢方(内服)

②乾燥を改善させる漢方(軟膏)

かゆみがあっても出来るだけ刺激しないように説明。

 

■経過

漢方薬を服用して2週間程度でかゆみが少なくなり、皮膚の赤みも少しずつ消失。

服用して4週間後には皮膚の乾燥や赤みは少し残るものの、かゆみは完全に消失したため服用を中止した。

 

■所感

漢方薬によってステロイドは使用せずにかゆみ、赤みを改善することが出来た。

皮膚をなるべく刺激しないようアドバイスすることで治癒する時間も早くなったと考える。

 

BEFORE

 

AFTER